AI JIMY Paperbot用語集

あ行か行さ行た行な行は行ま行|や行|ら行わ行

【あ行】

RPA機能

データ入力業務の自動化に用いる機能(Robotic Process Automation)。AI JIMY PaperbotではOCRで読み取った文字列をExcelや基幹システムに自動転記でき、伝票入力作業などを効率化します。

 

位置ずれ補正

取り込み時のズレやずれた配置をテンプレートにフィットするように自動調整する機能です。

 

AI仕分け

ワークフロー設定で「AI仕分け」を選択すると有効になる、自動判別モードです。このモードでは、取り込んだ帳票のテンプレートをAIが自動で判別し、実行時に該当テンプレートに従って自動で仕分けを行います。

 

AI類似変換

OCR認識結果を自社データベース(マスタ)と突合し、類似度の高い正しい名称などに変換する機能です。たとえば、自社の名称マスタと照合して誤認識を検出し、正しい文字列に置き換えられます。

AI類似変換

 

OCR (AI OCR)

紙帳票や画像上の文字をテキストに変換する技術。AI JIMY PaperbotではAI搭載の次世代OCRを採用し、日本語手書き文字を含む高精度認識が可能です。対応言語は299言語に及び、独自エンジンとAIで誤認識を極限まで減らします。

 

OCR傾き補正

取り込んだ画像内の文字の傾きを検出して水平に戻す機能。正しい位置での文字抽出を実現します。

 

OCR精度補助AI

住所正規化・金額抽出などの自動補正AIが100種類以上搭載されています。(AI JIMY Paperbotで利用するには、スタンダードプラス以上の契約が必要です。)

 

【か行】

画像取込

FAX受信やスキャン画像をAI JIMY Paperbotに取り込む機能です。監視フォルダを設定しておくと、フォルダ内にファイルが追加された際に自動で取込処理し、次のOCR処理へ進めることができます。

 

画像補正

歪みや傾きを調整し、OCR精度を向上させる画像前処理機能。傾き補正・トリミング・色補正などを含みます。

 

【さ行】

じみまる

AI JIMY Paperbotの公式マスコットキャラクター名です。製品サイトや資料で登場するアニメ調のキャラクターで、親しみやすさを演出しています。

じみまる

 

縮尺補正

スキャン画像の縮尺ずれ(拡大・縮小)を自動で補正し、OCR読み取り領域の位置合わせ精度を高める機能です。

 

仕分け機能

複数の帳票をAIで解析し、テンプレート(帳票形式)ごとに自動分類する機能です。取り込んだ帳票をAIが識別し、会社名別などのフォルダに振り分けて分類保存できます。

仕分け機能

 

【た行】

チェックボックス認識

帳票中のチェックボックスがオンかオフかを判定して認識する機能です。テンプレート設定でチェックボックスモードを使用すると、チェックの有無を「true/false」など任意の値で出力できます。

 

チェックボックスモード

チェックの有無のみを判断し、「true/false」等の値で出力するモードです。

 

チューニング

AI項目抽出で精度を上げるため、項目名やプロンプト(指示文)を検討すること。

 

帳票

請求書・領収書・注文書など、複数項目が配置された企業業務用の用紙・書類。AI JIMY Paperbotでは、OCR処理対象のこうしたフォーマット化された文書を「帳票」と呼びます。

 

データ出力

OCRで抽出したデータをCSVやPDFとして保存・出力する機能です。出力時にはテンプレートで設定した領域名をファイル名やフォルダ名に利用でき、OCR結果に基づくリネームも可能です。

 

テンプレート

特定の帳票形式に対応するOCR設定情報の単位。帳票上のどの位置を読み取るか(読み取り領域)や、その出力項目名を定義したものです。AI JIMY Paperbotでは、このテンプレートをもとに帳票を識別・処理します。

 

テンプレート設定

処理を行う帳票について、帳票のレイアウトや文字領域、出力項目名などを指定する作業・画面です。テンプレート設定画面で読み取り領域を描画し、項目名を設定して保存すると、次回以降同形式の帳票からデータを抽出できます。

 

ドラッグ&ドロップ取込

UI操作で帳票ファイルを指定エリアにドラッグ&ドロップする方式で、簡単に取り込み処理を開始できます(基本UI機能)。

 

取り込み

処理対象とする帳票(請求書や伝票など)をAI JIMY Paperbotに読み込む機能・工程。ファイル追加ボタンやドラッグ&ドロップで画像/PDFを取り込み、OCR認識の準備を行います。

 

【な行】

認識結果の修正

OCRで読み取った文字列に対し、生成AI機能を用いて自動で誤認識を修正する機能です。OCR後、AIが文字列を補正し、正確なデータに変換します。

 

【は行】

バーコード/QRコード

帳票から読み取れるコード項目です。AI JIMY Paperbotでは、QRコード(UTF-8/Shift-JIS)やJAN(8桁/13桁)、CODE39、CODE128、ITF、NW-7、CODE93、Aztecなど主要な1D/2Dコードをサポートしています。

 

PDF変換

取り込んだスキャン画像や帳票をPDF形式で保存する機能。OCR結果を検索可能PDFに変換可能です。

 

表抽出

帳票内の表形式データ(行・列構造)を自動で識別し、セルごとにOCRを行う機能。CSV出力などに向く構造化抽出が可能です。

 

ファイル監視機能

指定フォルダを監視し、そこに帳票ファイルが追加されるとワークフローを自動実行する機能です。監視フォルダに置かれたPDF/画像を取り込み→仕分け→OCR→出力→RPAの順で処理し、正常終了したファイルは「処理済フォルダ」へ、エラー時は「未処理フォルダ」へ移動します。

 

FAX受信連携

FAX受信を想定したフォルダ監視と組み合わせた取り込みワークフロー。

 

【ま行】

マスク機能

帳票の中で文字認識したくない部分にマスク領域を設定し、その領域内の文字をOCR対象外にする機能です。マスク領域を作成すると、その領域内の文字は認識されず、処理前に塗りつぶすことでクラウド送信時に情報を保護します。

 

マスタ変換

OCR認識結果を事前に用意した「マスタ」(変換用テーブル)と照合し、別の文字列に置き換える機能です。たとえば、製品名の結果を品番コードに自動変換することで、システム入力時の手間を省けます。

 

丸囲み文字認識

丸で囲まれた文字や番号(例:「①」「⑴」)を認識する特殊文字認識機能です。

 

文字置換

OCR結果中の特定文字列を、設定した別の文字列に置き換える機能です。単位表記の統一や誤読文字の修正などに使い、認識後のデータを正しい表記に補正できます。

 

【ら行】

領域

文字認識させる設定した箇所です。

 

【わ行】

ワークフロー

一連の処理をまとめた設定単位で、対象業務ごとに作成します。ワークフロー設定では、取り込み→仕分け→文字認識→データ出力→データ入力(RPA)までの流れを一括して定義でき、これらの処理が自動的に実行されます。

 

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