データ出力機能では、PDF・CSVをそれぞれ任意のフォルダ・ファイル名で出力するよう設定が出来ます。
また、テンプレート設定時の領域名をファイル・フォルダ名として使用することが出来ます。
基本的な使用方法

デフォルトで表示されている変数名は
「YYYY」 <= 認識処理を行った日の年を出力します。
例:2022/8/1に実施した場合 「2022」と出力
「YYYYMM」<= 認識処理を行った日の年と月を出力します。
例:2022/8/1に実施した場合 「202208」と出力
「YYYYMMDD」<= 認識処理を行った日の年と月と日を出力します。
例:2022/8/1に実施した場合 「20220801」と出力
の3種です。
また、

上図のように、領域設定時に「対象者」という領域を設定した場合は、{対象者}ボタンをクリックすることでファイル名やフォルダ名として使うことが出来ます。
※変数として使用することができます。
【例】
(実行した際、対象者の名前を仮に田中とAI認識した場合)
C:\Users\USER\Documents\{対象者}.csv と出力設定を行っていた場合、
↓
C:\Users\USER\Documents\田中.csv
とファイル出力されます。
複数枚テンプレート設定をしている場合
複数枚のテンプレート設定をしていた場合、変数設定できるのはそれぞれに共通している領域名のみとなります。
【例】
A帳票に、対象者名・日付・見積もりNo
B帳票に、対象者名・時間・発注書No
と、それぞれ領域設定していた場合
変数として使用できるのは双方に共通している(対象者名)となります。
結合キーがある場合(複数枚テンプレートがある前提)
結合キーがあり、複数枚テンプレート設定している場合は 双方に共通している領域名ではなく、全ての領域名で変数設定が可能です。
結合キーに関しての説明はこちら
出力したい条件に応じて、変数設定などを行うことで円滑なフォルダ整理が可能です。
変数を使用した出力設定を活用すると、認識結果をファイル名やフォルダ名に使用することが出来るため、ファイル整理などが円滑になります。
是非ご活用ください。