AI JIMY Paperbotのファイル監視機能についてご紹介します。
指定したフォルダに読み込みたい帳票を置くことで、ワークフローを自動実行する機能です。
これにより、例えば、注文書をFAX受信時に、無人で受注システムに登録することが出来ます。
利用方法

ワークフロー設定の「取り込み」から画像の取り込み設定を、「ファイル監視」に変更します。
監視フォルダ、処理済フォルダ、未処理フォルダ、監視ログをそれぞれ設定します。
(各設定内容は後述)

作成したワークフローを選択すると、画面右上の「実行」ボタンが「監視開始」ボタンにかわります。
「監視開始」ボタンを押下することでファイル監視状態になります。
監視状態のとき、監視フォルダに設定したフォルダにファイルが格納されると、ファイル単位で順次処理を行います。
設定
監視フォルダ…このフォルダにPDFファイル、画像ファイルが格納されると文字認識を行います。
処理済フォルダ…ファイルトリガー機能で処理し、正常に文字認識が完了したファイルの出力先フォルダです。
未処理フォルダ…ファイルトリガー機能で処理中に、何らかのエラーで文字認識できなかったファイルの出力先フォルダです。
監視ログ…ファイル監視機能の処理結果などが記載されたログファイルの出力先フォルダです。
詳細はこちら
注意点など
・取り込み設定切り替え時
ファイル監視機能を利用する場合は、自動で処理を進めるために
仕分け、文字認識、RPAの設定を変更します。
- 仕分け→AI仕分け
- 文字認識:認識結果の修正を利用しない
- RPA→自動実行
に変更します。
・エラー発生時
監視中にエラーが発生した場合は、エラーダイアログは表示しません。
エラー発生時点でいったん処理を終了して、取り込み画面に戻り、監視状態に戻ります。
(次のファイル取り込みを行います)