【AJP_RPA機能利用例】Excel 転記方法

AI JIMY PaperbotのRPA機能の利用・実装例をご説明します。(バージョンは1.0.12.0にて検証)

今回は「Excelファイルへの転記」についてです。

RPA機能の各アクションについてはこちらをご覧ください。

今回の目的

今回は、下図のようなファイルを認識すると想定して処理を行います。(テンプレートパターンは1つ)

【1枚目】

【2枚目】

上記帳票から必要項目を認識し、最終的には

上図のような形でExcelファイルに結果を転記するように実装していきます。

事前準備

転記用Excelファイルの準備

まず、転記先のExcelファイルを準備します。 (今回は、結果転記.xlsxという名前で作成)

事前にヘッダーのみを記入したExcelファイルを準備します。

※このとき、RPAが操作しやすいよう A2にフォーカスを当てた状態で保存します。

このExcelファイルにAI JIMY Paperbotが認識した結果を転記していきます。

テンプレート設定の実施

テンプレート設定を行います。

今回は、

文字認識項目として

「顧客番号」「依頼者名」「商品名1」「その他1」「商品名2」「その他2」「商品名3」「その他3」

チェックボックス認識項目として

「ピーラー1」「包丁セット1」「送付用小袋1」「ピーラー2」「包丁セット2」「送付用小袋2」「ピーラー3」「包丁セット3」「送付用小袋3」

を設定したものを使用します。

RPA設定方法

アプリケーション起動とアクティブ化

まず3つの設定を行います。

①アプリケーションを起動する (Excelの起動)

②待機

③アクティブ化の設定を行います。 (Excelをアクティブ化させる)

※待機する秒数は利用するPCによって適宜調整が必要です

繰り返し処理の挿入

Excelにデータを繰り返し入力していくことになるため、繰り返すアクションを挿入します。

このとき、選択するテンプレートは入力したい内容が記載されている領域を設定したテンプレートを選択します。

認識結果の入力の実装

繰り返すアクション内に認識結果の入力など、各種アクションを挿入していきます。

今回、Excelファイルを保存した際にA2にフォーカスが当たった状態で保存しました。

そのため、顧客番号(A行)からデータ入力が始まっていきます。

「認識結果を入力する」アクションを挿入し、「顧客番号」を選択

また、その後に入力したい依頼者名を入力するためにTABキーを送信します。

例:仮に顧客番号が「1」だった場合は、本作業実行後は下図のような状態となります

同様に依頼者名も実装します。

複数結果がある内容の入力

先程入力した、顧客番号や依頼者名は各帳票に1つしかない項目ですが、たとえば商品名やその他オプションなどは複数存在しています。

テンプレート設定時に、それぞれ「商品名1」「商品名2」「商品名3」と領域設定をしている部分も入力できるよう設定していきましょう。

まずは1つ目の商品に紐づている商品名や各種オプションを設定します。

商品名 ピーラー 包丁セット 送付用小袋 の 1つ目に設定した領域をそれぞれ設定していきます。

これで一つ目の商品に付随している情報をそれぞれ入力することが出来ました。

※上図はここまでの設定で実行した場合の状態

入力+改行の実装

最後に「その他」を入力する設定をしていきます。

先程と同様の設定ですと、入力した後にTABとなりますが、Excelに入力したい項目は「その他」までのため、TABでは実現できません。

また、大阪太郎さんが発注した商品はりんご以外にも「商品名2」「商品名3」と領域設定したの商品があります。(本例の場合、豚肉といくら)

そのため、改行処理に加え、「商品名2」に係る情報を記載するため、「改行とTABキー遷移」で商品名行まで遷移する必要があります。

まず、入力出来ていなかった「その他」行の認識結果を入力。

その際に、Enterのオプションを設定することによって、入力と改行を同時に実現することが出来ます。

※なお、通常ExcelでEnterとTABを押下した場合はそのまま下のセルへと移動しますが、今回はTABキーで遷移した後Enterを押すという移動方法で移動しているため、Enterを押下した際に次の行の先頭行へと移動することが出来ます。

本作業まで実行した場合は上図のような状態となります。

2項目目以降の入力

先程と同様に項目の設定を行っていきます。

このとき入力するのは「商品名2」に係る情報です。

これで帳票で設定した項目を入力することに成功しました。

ここまで設定した内容でロボットを実行するとこのような状態になります。

たとえば、2枚の帳票でロボット実行を行った場合

上図のような形で記載されます。

Excelファイルの保存

最後にExcelファイルの保存処理を実装します。

繰り返す・終了の後に、保存処理を実装します。

Excelに対し、「Alt + f」でメニュー画面に遷移し、「Alt + s」で保存します。

※このとき、大文字小文字にご注意ください。 f と s は小文字で入力します。

これで全ての処理を実装することが出来ました。

Excelへの転記も実際に人間が操作している際と同じように行うことが可能です。

是非、RPA機能をご活用いただければ幸いです。

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