仕分け時にテンプレートを誤認識する

帳票によっては、テンプレートを間違えたり回転に失敗するなど、仕分けがうまく機能しないことがあります。
以下の設定を行うことで、調整できる可能性があります。

仕分け方法の設定を変更する

[設定]-[高度な設定]-[AI仕分け時、仕分け方法]で、通常は「画像補正Type-A」を選択していますが「画像補正Type-B」に切り替えることで、上記の事象が回避できることがあります。
(補足:AI JIMY バージョン3.1.2 までは、「画像補正Ver.1」「画像補正Ver.2」と表示しています)

傾向として、Type-A では緩い基準でいずれかのテンプレートに振り分けようとし、Type-B では厳しい基準で、誤認識を避けようとします。
そのため、Type-B ではどのテンプレートにも引き当てることが出来ず{不明}になる事もありますので、状況に応じて使い分けていただけます様お願いします。

仕分け基準設定を変更する

以下のような時は、仕分け基準位置設定を行うことで、調整できる可能性があります。
(この機能はバージョン 5.5.0 以降で使用可能です)

例①:微妙に異なるために、同じ帳票として認識されない時

この例ですと、「商品の記載数」「備考欄の内容」「印鑑の位置」が異なるため全体で見たときに別の帳票と誤解してしまう可能性があります。
このような場合は、仕分け基準設定で「共通の部分」、上部のロゴの箇所を仕分け基準として設定することで仕分けの精度が向上する可能性があります。

例②:よく似ていて取り違いが行われる時

この例ですと、それぞれ別会社の商品明細書ですが全体で見たとき「表の内容」「印鑑の位置」などが似ているため、誤仕分けしてしまう可能性があります。
このような場合でも、会社ロゴ部分を仕分け基準として設定することで仕分けの精度が向上する可能性があります。

設定方法の詳細については こちら

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