AI JIMY PaperbotのRPA機能の利用・実装例をご説明します。(バージョンは1.2.1.0にて検証)
今回は「Excelファイルへの転記時、空白行を詰めて入力する方法」についてです。
RPA機能の各アクションについてはこちらをご覧ください。
また、転記方法については、こちらもご覧ください。
今回の目的
今回は、下図のような帳票を認識すると想定して処理を行います。
明細行は最大4行ありますが、常にすべての行が埋まるとは限りません。
上記帳票から必要項目を認識し、最終的に
社名 | 希望納期 | 製品名 | 数量 | 単価 |
株式会社 スーパー北国 | 2023/2/12 | 北海道フロマージュ | 8 | 4000 |
株式会社 スーパー北国 | 2023/2/12 | 沖縄紅いもタルト | 1 | 1000 |
鹿児島さつま揚げ詰め合わせ | 1 | 4000 | ||
長崎びわゼリー | 1 | 2000 | ||
福岡イチゴケーキ | 1 | 1000 |
帳票の行(含空行)をすべて転記する形ではなく、上の図のように空白行を詰めて転記します。
事前準備
テンプレートに領域設定を行います。
会社名、希望納期、製品名1~4,数1~4,単価1~4
RPA設定方法
空白行を見つけた時、「条件分岐する」を利用して、改行を抑止します。
各製品名に値があった時だけ、転記を行います。
詳細は、次の動画を参照願います。https://youtu.be/dDdqhf62Cps
設定項目
今回の、RPA機能の処理を表にまとめました。