仕分けの高度な設定

帳票によっては、テンプレートを間違えたり回転に失敗するなど、仕分けがうまく機能しないことがあります。
仕分け基準位置設定を行うことで、調整できる可能性があります。
以下、調整方法について説明します。
なお、仕分け方法の設定を変更することで問題が解消することもあります。
仕分け方法の設定方法については こちら
(この機能はバージョン 5.5.0 以降で使用可能です)

仕分けの高度な設定について

仕分けを行う時、従来はテンプレートと帳票全体を比較して、「似ている・似ていない」を判断していました。
高度な設定では、一部を切り出して比較できます。
帳票デザインの特長的な箇所を指定することで仕分けの精度が向上する可能性があります。
なお、この機能を利用することで、仕分け速度が低下する可能性があります。

設定変更方法

設定は、テンプレート毎に指定します。

まず、設定できるようにします。
[設定]-[高度な設定]で、[テンプレート設定、高度な設定]の[表示する]を選択します。(既定値は[表示しない]です)
[変更を保存して閉じる]をクリックし、AI JIMYを再起動します。

次に、対象のテンプレートを開きます。
ワークフローを選択し、[ワークフロー]-[編集]-[文字認識]を選択し、対象のテンプレートを選択した後、[編集]をクリックして[AI OCR テンプレート編集]ダイアログを開いてください。

画面の右上に、[高度な設定]ボタンが追加されています。

クリックすると[高度な設定]ダイアログを開かれます。
上部のタブから[仕分け基準]をクリックすることで設定変更が可能になります。

既定値は[全て]となっておりますが[自由選択]を選択し、[位置編集]ボタンをクリックすることで自由に設定することが可能です。

ここではテンプレート編集と同じように画像上をクリック→ドラッグすることで領域設定が可能です。

設定が完了したら、保存して設定は完了です。

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