AI JIMY Paperbotではデータ出力時のファイル名を認識結果に置き換えて出力することができます。
出力設定を行う際に変数で指定することで、認識結果をファイル名に反映することが可能ですが、いくつか命名には制限があります。
・事前定義している変数(予約語)を変数名として使用した場合の制限
AI JIMY Paperbotで使用できる変数には大きく2つの種類があります。
①予約語 (AI JIMY Paperbotで事前に用意している変数)
②領域名 (テンプレート設定で設定した領域名)
の2種類です。
このうち、予約語としてAI JIMY Paperbotで事前に用意している変数は下記の変数名となります。
- UserProfile
- YYYY
- MM
- DD
- HH
- mm
- SS
- テンプレート名
- 元ファイル名
- ページ番号(0埋めあり)
- ページ番号(0埋めなし)
- タイムスタンプ
予約語を領域名として設定することは可能ですが、データ出力時の設定で使用した場合
認識した値をファイル名とするのではなく、予約語としての命名が優先されてしまいます。
例)
「YYYY」と名付けた領域の認識結果が「2006」、データ出力時のファイル名として「{YYYY}.csv」
と設定していても、予約語の{YYYY}は現在の年を出力する、というものになっているため
実際に出力されるファイル名は「2023.csv」になります。
そのため、テンプレート編集で上記の予約語と同名の領域がある状態で保存しようとすると
以下のメッセージが表示されます
以下の項目名は予約語と重複するため、読み取り結果をデータ出力時のフォルダ名、ファイル名に利用できません。詳細は[ヘルプ]を参照願います。