AI JIMY Paperbotでは上下反転した帳票であれば、仕分けの際に回転させて認識するようにしています。
左右方向に回転している場合はそのままではうまく回転させることができません。
また、テンプレートの内容、帳票の内容によっては誤って回転してしまうケースもあります。
このような場合、ワークフロー設定の「仕分け時回転設定」を変更することで問題が解決する可能性があります。
設定変更方法は以下の通りです。
ワークフロー編集を開き、仕分けタブを表示します。
仕分けタブ内に「仕分け時回転確認」の設定欄があります。

仕分け時回転設定は「回転なし」「上下のみ」「全方向」の3つがあります。
回転なし | 仕分け時に回転させての確認を行いません |
上下のみ | 仕分け時に上下反転している場合は180°回転させてから再度マッチングを行います |
全方向 | 仕分け時、帳票の方向に関わらず上下左右すべての方向に回転させながらマッチングを行います |
基本的に取り込み時に上下反転など起こりえないのであれば、回転なしに
様々な方向に回転した状態のPDFがあり得るという場合は、全方向に
それぞれしていただくと仕分けの精度が高くなる可能性があります。
注意点
「全方向」の場合、1枚の帳票を上下左右の方向に回転させて正しい向きを探します。
「上下のみ」や「回転なし」の利用に比べ、仕分けに必要な時間が増加することにご注意願います。
(常に正しい方向でスキャンし、「回転なし」を選択することで、仕分け時間を短縮できます)