プロキシ設定方法

AI JIMY Paperbot は、インターネット上のサーバと通信して文字認識を行います。
お客様がご利用されるネットワーク環境により、インターネットに接続する時はプロキシを経由する必要があるため、プロキシを利用して通信する機能を用意しました。以下、プロキシの設定方法を記載します。

起動時の操作

AI JIMY Paperbot を起動します。
初回であれば、サインイン画面が開きます。
以前はプロキシ経由でなくてもつながった場合でも、プロキシが必要なった時点でサインインに失敗し、サインイン画面が開きます。

画面下の、「プロキシ設定が必要な場合、こちらから設定できます」の「こちら」をクリックしてください。
[高度な設定]が開きます。

メモ

プロキシを利用が必須の環境の時、このままメールアドレス、パスワードを入力してサインインしても、サインインに失敗します。プロキシ設定後、サインインしてください。

プロキシ設定の登録

[高度な設定] – [プロキシ設定]を選択してください。

以下の各項目を設定します。

起動時、導通確認を行う

OFFを選択してください。
プロキシを利用する/しないの設定ではなく、起動時にインターネットへの導通確認を行う/行わないの切り替えです。導通確認は常にプロキシを利用せずに行うため、プロキシを利用する時はOFFを選択してください。

プロキシ アドレスを指定する(Proxy IP adress)

プロキシのIPアドレスを指定してください。具体的な設定値は、お客様にてご確認願います。
例 http://192.168.1.164

プロキシ ポートを指定する(Proxy Port)

プロキシのポート(ProxyPort)を指定してください。具体的な設定値は、お客様にてご確認願います。
例 3128

メモ

プロキシアドレスとプロキシポートの両方を指定することで、プロキシを利用できます。
利用しない時はどちらも空欄にしてください。片方にのみ値が入っている時は、接続に失敗します。

再起動の実行

[設定を変更して閉じる]をクリックすると、次のダイアログを表示します。

[OK]をクリックし、アプリケーションを再起動してください。
以上で設定を終わります。

プロキシ設定の再確認

[高度な設定] – [プロキシ設定]で、設定内容を再確認できます。
高度な設定を再度表示する時は[設定]-[高度な設定]で表示できます。

プロキシ経由での通信機能に関するご注意

本アプリケーションには、企業ネットワークのセキュリティポリシーに対応することを目的として、プロキシサーバを経由した通信を可能にする機能を搭載しています。
しかしながら、本機能を用いることで、社内プロキシを必要としない環境においても、インターネット上で提供されている無償のプロキシを利用することが可能となります。
無償のプロキシは、適切な管理が行われていない場合が多く、通信内容が第三者に傍受・改ざんされるリスクや、マルウェア感染の危険性が指摘されています。そのため、無償のプロキシの利用はセキュリティ上の脅威となる可能性があり、推奨されません。
安全な通信環境を維持するため、プロキシの設定については、社内のセキュリティポリシーに準拠し、信頼できるネットワーク管理者の指示に従って運用いただくようお願いいたします。

補記

環境により、プロキシ経由での接続がうまく行かないことがあります。その時はお手数ですが、画面に表示されたエラーメッセージをご連携願います。

この記事の対象は、 AI JIMY Paperbot バージョン5.6.1 以降です。

機能向上のため、予告なく変更することがあります。

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