Windows起動後にAI JIMY Paperbotを自動起動する方法

AI JIMY Paperbotを常駐させて運用している場合、Windows UpdateなどによるPC再起動後に、AI JIMY Paperbotも自動で起動させたいケースがあります。

AI JIMY Paperbotは基本Microsoft Storeからインストールされるアプリのため、通常のデスクトップアプリのように固定されたexeファイルのパスを指定して起動する方法はおすすめできません。

本記事では、WindowsのアプリIDを利用してAI JIMY Paperbotを起動し、タスクスケジューラーから自動起動させる方法をご案内します。

exeファイルを直接指定しない理由

AI JIMY Paperbotの実行ファイルは、環境によって以下のようなフォルダに保存されています。

C:\Program Files\WindowsApps\SEASYSTEMCo.Ltd.AIJIMYPaperbot_6.11.1.0_x64__b5p3h116denhp\AJPaperbot

ただし、Microsoft Storeアプリはアップデートによってバージョン番号が変更されます。

例えば、

6.11.1.0

の部分が次回アップデート時に変更された場合、タスクスケジューラーやbatファイルにexeのパスを直接登録していると、起動できなくなる可能性があります。

そのため、exeのパスではなく、Windowsが管理している「AppID」を利用して起動します。

1. AI JIMY PaperbotのAppIDを確認する

まず、WindowsのPowerShellを起動します。

スタートメニューを開き、「PowerShell」と検索して起動してください。

PowerShellを開いたら、以下のコマンドを実行します。

Get-StartApps | Where-Object {$_.Name -like "*JIMY*" -or $_.Name -like "*Paperbot*"}

実行すると、AI JIMY Paperbotのアプリ名とAppIDが表示されます。

表示例:

Name                    AppID
----                    -----
AI JIMY Paperbot        SEASYSTEMCo.Ltd.AIJIMYPaperbot_b5p3h116denhp!App

※AppIDはインストール環境やアプリの構成によって異なる可能性があります。実際に表示された値をご利用ください。

2. AppIDからAI JIMY Paperbotを起動する

取得したAppIDを利用すると、以下の形式でアプリを起動できます。

start "" explorer.exe "shell:AppsFolder\SEASYSTEMCo.Ltd.AIJIMYPaperbot_b5p3h116denhp!App"

AppIDが異なる場合は、PowerShellで確認したAppIDに置き換えてください。

まずはコマンドプロンプト、またはbatファイルから上記コマンドを実行し、AI JIMY Paperbotが正常に起動することをご確認ください。

3. batファイルを作成する

メモ帳を開き、以下の内容を記載します。

@echo off
start "" explorer.exe "shell:AppsFolder\SEASYSTEMCo.Ltd.AIJIMYPaperbot_b5p3h116denhp!App"

「名前を付けて保存」から、例えば以下の名前で保存します。

start_aijimy.bat

このとき、ファイルの種類は「すべてのファイル」を選択してください。

作成したbatファイルをダブルクリックし、AI JIMY Paperbotが起動すれば準備完了です。

4. タスクスケジューラーへ登録する

次に、Windowsのタスクスケジューラーへ作成したbatファイルを登録します。

スタートメニューから「タスク スケジューラ」を検索して起動してください。

「タスクの作成」から、新しいタスクを登録します。

トリガー

「ユーザーのログオン時」を設定します。

AI JIMY Paperbotは画面を持つアプリのため、「システム起動時」ではなく、Windowsへユーザーがログオンしたタイミングで起動する設定をおすすめします。

環境によっては、Windowsへのログオン直後に各種サービスやアプリの起動処理が集中するため、30秒~1分程度の遅延を設定すると安定する場合があります。

操作

「プログラムの開始」を選択し、作成したbatファイルを指定します。

例:

C:\AIJIMY\start_aijimy.bat

設定後、タスクを保存します。

5. 動作確認

設定後、一度Windowsを再起動します。

Windowsへのログオン後、AI JIMY Paperbotが自動的に起動することをご確認ください。

正常に起動しない場合は、まず作成したbatファイルを直接ダブルクリックし、AI JIMY Paperbotが起動するかをご確認ください。

batファイル単体では起動する場合、タスクスケジューラー側のトリガーや実行条件をご確認ください。

補足:Windowsへの自動ログオンについて

PCを無人運転している場合、Windows再起動後にユーザーがログオンしないと、「ユーザーのログオン時」に設定したタスクは実行されません。

そのため、完全な無人運用を行う場合は、

Windows再起動
↓
Windowsへログオン
↓
タスクスケジューラー実行
↓
AI JIMY Paperbot起動

という流れになるよう、PC側の運用設定をご確認ください。

Windowsへの自動ログオン設定については、社内のセキュリティポリシーなどもご確認のうえ設定してください。

まとめ

AI JIMY PaperbotはMicrosoft Storeからインストールされるため、exeファイルの保存先を直接指定して自動起動する方法では、アプリのアップデートによってパスが変わる可能性があります。

そのため、

  1. PowerShellでAI JIMY PaperbotのAppIDを確認
  2. AppIDを利用したbatファイルを作成
  3. タスクスケジューラーの「ユーザーのログオン時」に登録

という方法での設定をおすすめします。

特にAI JIMY Paperbotを常駐運用されている場合は、Windows Updateなどによる再起動後も自動で処理を再開できるよう、事前に動作確認を行ってください。

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