文字認識の高度な設定(複雑な表向け)

表抽出では正しく取得できない複雑な表に対して、各セルを「文字」領域として設定して読み取ることがあります。
この方法では、セルが細かく分割されていたり、結合セルが含まれていたりすると、表内の文字を正しく認識できない場合があります。
そのような場合は、文字認識方法を「複雑な表向け」に変更することで、認識結果が改善する可能性があります。
この機能はAI JIMY Paperbot ver.7.0.0より利用可能です。

文字認識方法について

文字認識方法は、テンプレートごとに次のいずれかを選択できます。

標準

文字認識領域を、標準の方法で認識します。
通常はこちらを使用してください。

複雑な表向け

帳票全体の文字や配置を考慮して認識します。

次のような帳票を、表抽出を使用せずに「文字」領域で読み取る場合にお試しください。

  • セルが細かく分割されている表
  • 結合セルが多く含まれている表
  • セル内の文字認識領域が小さい表
  • 「標準」では表内の文字を正しく認識できない帳票

「複雑な表向け」は、表や明細を自動的に抽出する設定ではありません。
読み取りたいセルごとにあらかじめ文字認識領域を設定する必要があります。

設定変更方法

設定は、テンプレートごとに行います。
まず、テンプレートの「高度な設定」を使用できるようにします。
[設定]-[高度な設定]を開き、[テンプレート設定、高度な設定]の[表示する]を選択してください。
[変更を保存して閉じる]をクリックし、AI JIMY Paperbotを再起動します。

次に、対象のテンプレートを開きます。
ワークフローを選択し、[ワークフロー]-[編集]-[文字認識]を選択します。
対象のテンプレートを選択して[編集]をクリックし、[AI OCR テンプレート編集]ダイアログを開いてください。
画面右上の[高度な設定]をクリックします。
[高度な設定]ダイアログが開いたら、上部の[文字認識]タブを選択します。
[文字認識方法]から[複雑な表向け]を選択し、[保存して閉じる]をクリックしてください。
テンプレート編集画面に戻ったら、テンプレートを保存します。

設定変更後の確認

「複雑な表向け」に変更しても、すべての帳票で認識精度が向上するわけではありません。
帳票の形式や記入内容によっては、認識結果が変わらない場合や「標準」のほうが正しく認識できる場合があります。
また、この設定を変更すると、対象テンプレート全体の文字認識方法が変わります。表内の文字だけでなく、帳票内のほかの項目についても認識結果をご確認ください。
期待する結果にならない場合は、文字認識方法を[標準]に戻してください。

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