AI類似変換について

AI JIMY PaperbotではAI類似変換を使うことで、表記ゆれを防ぐことが出来ます。

分かりやすい3分程度の動画を用意したのでご覧ください(バージョン4.0.0時点のものになります)
【使い方事例】AI類似変換で表記ゆれをなくそう! 【AI JIMY Paperbot】
https://www.youtube.com/watch?v=QcH8_fbIOtY

AI類似変換は、「認識結果」と「事前に設定したマスタ内の単語」を比較し、マスタ内から最も近い単語に置き換えて出力する機能です。(表記ゆれを防ぐことが出来ます)
この機能を利用することで、認識結果を確実に正しい表記に変換することができます。
例えば、会社名や商品名などに利用できます。利用例を挙げます。

  • AI類似変換マスタの設定などについてはこちらをご覧ください。

・利用例

手書き文字の場合、くせ字などはAI-OCRが別の言葉として認識してしまう事があります。
たとえば、
帳票上の手書きの「シー・システム株式会社」を、「シー・ツステム株式会社」と認識してしまうケースなどが考えられます。

マスタに「シー・システム株式会社」を登録しておくことで、文字認識した「シー・ツステム株式会社」とマスタ上の「シー・システム株式会社」とで比較を行い、一致率が設定値を超えていれば変換が行われます。

認識結果が「シー・システム株式会社」と大きく異なる場合は変換されることはありません。

注意点として、似たような単語をマスタに複数登録すると、他の項目と取り違える可能性があります。
「シー・システム株式会社」「ツー・システム株式会社」をマスタに登録した時、手書き文字を「ソー・システム株式会社」に誤読認識した後、期待した社名を選ばない可能性があります。

・AI類似変換の設定について

AI類似変換の設定は、テンプレート設定時の変換設定で設定することができます。

利用するにチェックし、マスタを選択、一致率を設定することでその認識領域の認識結果に対して、変換が行われるようになります。

変換対象列にある文字列と認識結果とで比較を行い、設定された一致率を超える文字列に変換を行います。

マスタ設定ボタンを押下することで、ここからマスタ設定を行うこともできます。

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